1歳半差の姉弟がインターに通っています
Saoriです。マレーシア・ペナンで3人の子育てをしながら、教育移住のリアルをお届けしています。
我が家の長女Hikariは2018年生まれの小学1年生、長男Zenは2020年生まれで年長クラス。1歳半差の姉弟は、同じインターナショナルスクールに通っています。
今回は、この「1歳半差」ならではのインター生活の様子や、きょうだいで見えた個性の違い、親としてのサポートのポイントをお話しします。
姉弟でまったく違う適応のスピード
同じ学校に通っていても、HikariとZenでは適応の仕方がまったく違いました。
Hikariはどちらかというと慎重派。新しい環境に入る時は、まず周囲をじっくり観察するところから始めます。インターに通い始めた当初も、数週間はほとんど口を開かず、先生の話を黙って聞いているだけでした。
一方のZenは、初日から教室に飛び込んでいくタイプ。言葉が通じなくても、ジェスチャーと笑顔で友達を作ってしまいます。先生からは「Zenはクラスのムードメーカーです」とよく言われます。
同じ親から生まれ、同じ環境で育っていても、ここまで性格が違うものかと驚く日々です。
学校での過ごし方の違い
Hikariは今、小学1年生のクラスで、読み書きの学習が本格的に始まっています。英語のフォニックス学習では、毎日小さな本を持ち帰り、家で音読の練習をしています。彼女は「間違えたくない」という気持ちが強く、最初は声が小さくなりがちでした。
でも最近は、少しずつ自信がついてきたようです。先日は授業中に手を挙げて発表したと、嬉しそうに報告してくれました。
Zenの年長クラスでは、遊びを通した学びが中心。ブロック遊びやごっこ遊びの中で、自然に英語でのコミュニケーションが身についています。彼は先生の真似をしてクラスメートに英語で指示を出したり、歌を歌ったりと、楽しみながら言語を吸収している様子です。
きょうだいだからこそのメリット
1歳半差で同じ学校に通っているからこその良い面もたくさんあります。
まず、送り迎えが一度で済むこと。学校が同じなので、朝のルーティンがシンプルです。HikariとZenが一緒に登校する姿を見ると、心強く感じます。
また、学校のルールや先生の特徴を、上の子から下の子へ自然に伝えられるのもメリットです。「あの先生は優しいよ」「ランチの時はここに並ぶんだよ」など、HikariがZenに教える場面がよくあります。
下の子は上の子の背中を見ながら成長できるので、新しい環境への不安が少ないように感じます。
親のサポートで気をつけていること
きょうだいで性格が違うからこそ、親のサポートも一人ひとりに合わせる必要があります。
Hikariには「できたこと」をしっかり認める声かけを心がけています。彼女は完璧主義なところがあるので、「間違っても大丈夫」というメッセージを繰り返し伝えています。
Zenはどんどんチャレンジするタイプなので、逆に「落ち着いて考える時間」を作るよう意識しています。彼は衝動的に動いてしまうことがあるので、一呼吸置く習慣を身につけさせたいと思っています。
また、きょうだいを比較しないことも大切にしています。「Hikariはできるのに」といった言葉は絶対に使いません。それぞれのペースで成長していることを、子ども自身が実感できる環境を作りたいと考えています。
インター生活で感じる成長の差
同じ学校でも、年齢によって求められるレベルは違います。Hikariのクラスでは、簡単な文章を書く課題が出始めました。英語でのライティングはまだまだこれからですが、毎日少しずつ上達しているのがわかります。
Zenのクラスでは、アルファベットの認識や簡単な単語の読み書きがメイン。遊びの中で自然に文字に触れる機会が多く、彼は「書くこと」よりも「話すこと」の方に興味があるようです。
言語習得においては、年齢が若いほど吸収が早いと言われます。実際、Zenの方が英語のイントネーションが自然で、発音もきれいです。一方、Hikariは学習に対する集中力が高く、文法の理解は姉の方が進んでいます。
教育費のリアルなところ
インターに2人を通わせるとなると、気になるのは費用です。ペナンのインターの年間学費は、年長クラスで約4万リンギット(約160万円)、小学1年生で約5万リンギット(約200万円)が相場です。
1MYR = 40.18 JPY(2026年6月2日現在)で計算すると、2人合わせて年間約360万円。日本円にすると決して安くない金額ですが、日本の私立小学校に比べると、英語環境で国際的な教育が受けられることを考えると、コストパフォーマンスは悪くないと感じています。
これからの展望
HikariとZenが同じ学校に通えるのは、あと数年です。いずれはそれぞれの適性や希望に合わせて、別々の学校を選ぶ可能性もあります。
今は、きょうだいで支え合いながら成長する姿を見守るのが私の役目。比較せず、それぞれの個性を伸ばす環境を整えていきたいと思っています。
教育移住を検討されている方で、「きょうだいでインターに通わせるのは大変では?」と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。確かに大変な面もありますが、きょうだいだからこそのメリットもたくさんあります。
ぜひ、ご家庭の状況に合わせて、最適な選択をしていただければと思います。


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